納車は、2025年第一四半期以降を予定するミニ最新世代のオープン・モデルが登場。コンパクトでありながら大人4名乗車可能で、多くの先進安全機能を搭載している。
INDEX
心地良いオープン・エア・ドライビング
ミニが今回発表する新型モデルは、BMW製として第四世代目のモデルであり、電動ソフト・トップを開ければ、陽の光や風を感じられる心地良いオープン・エア・ドライビングを、電動ソフト・トップを閉じても見劣りしないエクステリア・デザインと共に、ミニらしいスポーティな走りを堪能できるモデルだ。
メーカー希望小売価格(税込)はコンバーチブルCが464万円、コンバーチブルSが514万円だ。
より少なく、より豊かに
新型モデルは「より少なく、より豊かに」のデザイン・アプローチを体現し、削減を何度も繰り返したなめらかなライン、クリーンなサーフェス、バランスの取れたプロポーションを実現。
アイコニックな最新型ソフト・トップは、走行中でもスイッチひとつで開閉可能であり、全開までの時間は約20秒。ルーフを40cmだけ開くサンルーフ・モードでは、陽の光や風を感じながら快適なシティ・ドライブを愉しむことが可能だ。
もう1つの中心的な要素は、全てにおいて刷新されたエクステリアおよびインテリア・デザインは、新型モデルであることを彷彿とさせており、さらに、素材からクローム・パーツやレザーを排除し、代わりに採用した新素材にはリサイクル・ポリエステルやリサイクル・アルミニウムを利用するなど、将来を見据えた新世代モデルであることを印象付けている。
多くのオープン・モデル専用装備
採用された「電動ソフト・トップ」は、走行中に突然の天候の変化が生じた際等に、時速約30km/hまで、車両を停止させることなく開閉することが可能。
またミニを象徴するユニオン・ジャックのデザインを生地に織り込んだMINI Yoursソフト・トップをオプションで選択する事ができ、より高級に、より個性的に仕立てが可能だ。
さらに、「イージー・ロード・システム付ラゲッジ・ルーム」や「ウィンド・ディフレクター」が、標準装備となった。
また、オープントップ・ドライブの愉しさを数字で確認することができるミニらしい機能として「オールウェイズ・オープン・タイマー」がある。
ルーフを開けると、シグナルによってオールウェイズ・オープン・タイマーが起動し、オープンで走行した1回の走行時間と累計走行時間が表示され、また、外気温もアニメーションで表示される。
エクステリアとインテリア
新型は、DNAを継承しつつ、新世代モデルであることを象徴するミニマルな新しいデザインに刷新された。
フロント・フェイス・デザインは、アイコニックなミニらしさを象徴、クラシカルなフォルムのヘッドライトと複雑な八角形の輪郭をもつフロント・グリル、新たなヘッドライト・デザインによって形作られている。
電動ソフト・トップを開けても閉めても、ミニらしいエクステリア・デザインを演出し、万が一の車両横転時に展開する事で後席乗員を保護するロールオーバー・プロテクション・システムは、ボディ・デザインに溶け込ませていることにより、モダンでスタイリッシュな印象を与えた。
3種類からカスタマイズ可能なLEDシグニチャー・ライトやWelcome/Good-byeライトの採用など、新世代に相応しいMINIらしいギミックも新たに導入している。
広々としたインテリアは、完全なデジタル化が施されている。
ステアリング・ホイールの背後に配置されていたメーターパネルは廃止され、運転に必要な全ての情報は、前方のヘッドアップ・ディスプレイおよび円形有機ELセンター・ディスプレイに映し出される。様々なものを削ぎ落とし、巧みにデザインされた高品質なコンポーネントによって、前方への視界が開け、広々とした室内空間を実現した。
広々としたカーブを描くダッシュボードには、布地を連想させる新しい素材を採用。リサイクル・ポリエステルを使用したこの新素材は、特別に開発された編み物を作るような製造プロセスにより、手入れが簡単な構造になっており、温かみのある新素材によって作られている。
パワートレイン
◆コンバーチブルC
2リッター直列4気筒ミニ・ツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載し、最高出力163ps/5000rpm、最大トルク250Nm/1520~4400rpmを発揮し、7速ダブル・クラッチ・トランスミッションが組み合わされる。
◆コンバーチブルS
2リッター直列4気筒ミニ・ツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載し、最高出力204ps/5000rpm、最大トルク300Nm/1450~4500rpmを発揮し、7速ダブル・クラッチ・トランスミッションが組み合わされている。
新型モデルはゴーカート・フィーリングを感じさせるスポーティなキャラクターを持つシャシー・システムが採用され、最高のドライビング・ダイナミクスを提供すると同時に、乗り心地の面においても高い完成度を誇っており、乗員に快適なドライビングを提供する。
また、ミニ・エクスペリエンス・モードにより、カスタマイズされたドライビング・エクスペリエンスが提供され、ドライバーは、コンフォートなドライビングを可能とするコア・モード、スポーティなゴーカート・モード、高効率なグリーン・モードの3つより、選択する事が可能となった。