英国のランドローバーはモントレー・カー・ウィーク、ペブルビーチ・コンクール・デレガンスにて歴史的なイベントを開催。エリザベス2世女王陛下が使用したモデルも展示。
英国ゲイドン発
ランドローバー・クラシックは、今年のペブルビーチ・コンクール・デレガンスで、エリザベス2世女王陛下が使用した「レンジローバー」と「ディフェンダー」の特別展示を行った。
また、英国が誇るレンジローバーとディフェンダーの両ブランドが、カリフォルニア半島で毎年開催される権威あるモーター・ライフスタイル・イベントにも参加。
コレクションの各車両は、ランドローバーが誕生した1948年から続くJLRと英国王室との長い関係に基づき、英国王室によって公用車として、またはプライベート車両の一部として使用されていたものであると述べる。
1954年の「ランドローバー・シリーズ1」から2009年の「レンジローバー」までの歴史的な車両と、特別に依頼された6台の公式行事用車両が、英国王室のプライベート・コレクション、ランドローバー・クラシック、大英自動車博物館、個人のコレクションから惜しみなく提供されている。
限定車のお披露目も
このロイヤルカーは、ペブルビーチ・コンクール・デレガンスの不朽の伝統であるハガティ主催のペブルビーチ・ドーン・パトロールで公式デビューを飾り、また、ジャガー・ダイムラー・ヘリテージ・トラストの1954年型ジャガー「Dタイプ」プロトタイプもフェアウェイに登場。
大成功を収めたスポーツレーシングカーの70周年を記念して、3.4L XKエンジンを搭載した「Dタイプ」プロトタイプは、ロレックス・モントレー・モータースポーツ・リユニオンの期間中、ラグナセカサーキットでもデモ走行を行った。
ペブルビーチ・コンクール・デレガンスでの歴史的な発表に先立ち、レンジローバー・ハウスで特別に招待されたゲスト立ち会いのもと、17台限定の「2024レンジローバーSVカーメルエディション」(ロングホイールベース)もお披露目。
加えてハイパフォーマンスモデル「レンジローバー・スポーツSVエディション2」も世界初公開されている。