ベントレーのビヨンド100戦略とは、商品ラインナップの段階的な電動化を進め、2030年までに全てのモデルを電気自動車(EV)とするベントレーの事業戦略のことだ。
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ベントレーのビヨンド100戦略
ベントレーは、ビヨンド100戦略の一環として2023年に設立したベントレー環境財団が、カリフォルニア沿岸で行われる大規模な環境保護プロジェクトの一環である、ケルプの森保護プロジェクトへ資金提供を行い、支援することを発表。
加えて、サステナブルなレザーの業界を代表する国際団体レザーナチュラリーに加盟。レザーナチュラリー加盟ブランドの中では、ベントレーが初の自動車メーカーとなった。
ケルプの森保護プロジェクト
今回のケルプの森保護プロジェクトへの支援は、カリフォルニアで開催したモントレーカーウィークのぺブルビーチディナー中に発表され、プロジェクトの取り組みが紹介されたもの。
ケルプは、大気と海の両方から二酸化炭素を吸収し、また多くの海洋生物の生息地となっていることに加え、さらに沿岸地域の保護にも役立ち、地域の文化や観光などのレクリエーション場所を守るためにも重要な役割を果たしている。
ベントレー環境財団 広報・DEI担当最高責任者 ウェイン・ブルースは、「今回の支援はこの取り組みを裏付けるものでもあり、今後も世界で重要なブルーカーボン生態系の保護と改善に貢献いたします。この取り組みは、私たちのビヨンド100戦略と地球環境を守るため継続的に取り組んでいくことを提示し、財団は環境改善を進める重要な役割を果たしています」という
レザーナチュラリー加盟
またベントレーは、サステナブルなレザー業界を代表する国際団体(NGO)レザーナチュラリーに、初の自動車メーカーとして加盟。
レザーナチュラリーは、環境に配慮して調達し認定されたレザーを、循環経済の一部として使うことを推進している。レザーナチュラリーへの加盟は、ベントレーにとって新しい環境への取り組みであり、ビヨンド100戦略の一環でもある。
これに関し、最新のサステナブルなレザーを導入することで、さらに多くの選択肢をお客様に提供し、業界をリードするビヨンド100戦略をさらにサポートすると彼らは述べている。