EVにダイエットは必須? ポルシェ・マカン 後輪駆動化で110kgを削ぎ落とす

ポルシェ新型マカン/マカン4/マカン4S/マカン・ターボの予約受注が開始。後輪駆動となったEVマカンは1000万円を切り、重量も後輪駆動化で最軽量となっている。

ポルシェ新型マカン/マカン4/マカン4S/マカン・ターボの予約受注が開始。後輪駆動となったEVマカンは1000万円を切り、重量も後輪駆動化で最軽量となっている。

新型マカン/4/4S/ターボの予約受注開始

ポルシェは新型マカン/マカン4/マカン4S/マカン・ターボの予約受注を開始した。

メーカー希望小売価格(税込)はマカン 998万円/マカン4 1045万円/マカン4S 1196万円/マカン・ターボ 1525万円となる。

今回フル電動SUVモデルレンジに新たに加わった、後輪駆動の新型ポルシェ・マカンは効率性に優れ、WLTP複合航続距離はEU仕様で最大641キロメートルだ。

新型マカン4Sは最大516psを誇り、すべてのマカンモデルで新しいオフロードデザインパッケージが用意され、また、ポルシェドライバーエクスペリエンスも全面的に刷新された。

EVにダイエットは必須? ポルシェ・マカン 後輪駆動化で110kgを削ぎ落とす

マカンとマカン4S

マカン 後輪駆動化で110kgのダイエット

エントリーモデルである新型マカンも100kWhの高電圧バッテリーからエネルギーを得ている。

駆動力は、直径210mm/有効長200mm/出力340psのマカン4に使用されている後車軸モーターによってのみ提供され、電気モーターには、高効率半導体材料であるシリコンカーバイド(SiC)を使用して効率を高める480アンペアのパルスインバータ(PWR)を採用。

これにより、PWRのスイッチング損失が大幅に削減され、スイッチング周波数が向上、ローンチコントロールと組み合わせると、最大360psのオーバーブーストパワーを生み出し、最大トルクは563Nmを発生。

停止状態から5.7秒で時速100kmに到達し、最高速度は220km/hで、WLTPの総合航続距離は最大641km(EU仕様)となる。

EVにダイエットは必須? ポルシェ・マカン 後輪駆動化で110kgを削ぎ落とす

マカン4S 強力な電動モーターとPASM標準装備

マカン4Sには、新しいリアアクスルモーターと強力な600アンペアのSiCパルスインバーターを搭載。

電動モーターの直径は230mm/有効長は150mm、マカン4およびマカン・ターボにも使用されているフロントアクスルモーターと組み合わせると、システム出力は448psになり、短時間のパワーオーバーブーストで最大516ps、ローンチコントロール使用で最大トルクは820Nmを発揮。

パフォーマンスの数値もそれに応じて、ローンチコントロール使用で、0~100km/h加速を4.1秒、最高速度は240km/hを達成。WLTPの総合航続距離は最大606km(EU仕様)だ。

マカン4Sには、ポルシェアクティブサスペンションマネジメント(PASM)が標準装備され、レベリングシステムと高さ調整機能を備えたアダプティブエアサスペンション、ポルシェトルクベクトリングプラス(PTV Plus)、およびリアアクスルステアリングにより、シャーシをさらに最適化してパフォーマンスと快適性を高めることができる。

EVにダイエットは必須? ポルシェ・マカン 後輪駆動化で110kgを削ぎ落とす

その他の変更点は?

新しい外装色、スレートグレーネオが、すべてのマカンモデルで利用できるようになったことに加え、20インチのマカンSホイールがホイールポートフォリオに追加された。更にはオプションとして新しいオフロードデザインパッケージも用意された。

フロントバンパーの形状が変更されたことにより、モデルによってはアプローチアングルが最大17.4度まで増加 (エアサスペンションがもっとも高いレベルにある場合)し、アダプティブエアサスペンションと組み合わせると、オフロードデザインパッケージの最低地上高は標準設定より10mm高い195mmとなる。

最後にポルシェドライバーエクスペリエンスは、デジタルとアナログの要素を組み合わせたもので、これには、12.6インチの曲面ディスプレイを備えた計器クラスター/10.9インチの助手席ディスプレイ/拡張現実技術を備えたヘッドアップディスプレイ/コミュニケーションライトを備えたアンビエント照明が含まれている。

プロモーション映像をチェック

メーカー
価格
店舗
並べ替え