8つの専用ドライブモードを搭載する「シボレー・コルベット」史上初の電動化&全輪駆動モデル「シボレーコルベットEレイ」。「eAWD」と呼ばれる全輪駆動方式を採用。
史上初の電動化&全輪駆動モデル「Eレイ」
シボレーは「コルベット」に史上初の電動化&全輪駆動モデル「シボレー・コルベットEレイ」を発表。
「シボレー・コルベットEレイ」は、162psのパワーを誇るモーターがフロントアクスルを、502psの6.2リッター自然吸気V型8気筒エンジンがリアアクスルを駆動する「eAWD(電動化による全輪駆動)」を搭載する。
内燃機関のパワーと、高い応答性を持つモーターを緻密に制御することで、両者のメリットを高次元で融合。時速約96km/h到達までわずか2.5秒というコルベット歴代最速の加速力と、システム総合最大出力664psものかつてない卓越したパフォーマンスを実現した。
日本仕様は、現行「コルベット」/「コルベットZ06」と同様に、全車右ハンドル車となり、メーカー希望小売価格(税込)は2350万円となる。
その走りは?
「eAWD 」がもたらす革新的かつ唯一無二のパワートレインは、エンジンとモーターが互いを補完しあうことで卓越したトラクションを発揮。
ユニークな特長として、エンジンとモーターには機械的な繋がりは一切なく、それらを緻密に制御することで抜群の安定感とドライバビリティを提供するとともに、コルベット史上最速の加速力を実現した。
アメリカンスポーツカーならではの魅力であるハイパワー自然吸気 エンジンのダイレクト感を味わえる、全く新しいスタイルの電動化されたコルベットであり、天候やシーズン、道路条件に左右されることなく、あらゆるシーンで最高のドライビングエクスペリエンスを届けると述べている。
また「eAWD 」システムは、路面状況、車速、ステアリングの角度を常に計測し、フロントアクスルとリアアクスルの動力配分を瞬時に最適化。
これにより車両の安定性を高め、ワインディングでの連続するコーナリングや、悪天候、滑りやすい路面など、あらゆる状況下で優れた操作性とパフォーマンスを発揮する。
更にさまざまなシーンで理想のドライビングを実現する、ツアー/ウェザー/スポーツ/レーストラック/マイモード/Zモード/ステルス/シャトルの8つの専用ドライブモードを搭載。
このうち「ステルスモード」を選べば、電気モーターのみの駆動が可能。住宅街や早朝など静かに走行したい場合に効果を発揮し、上限速度は、時速約72km/h、最大航続可能距離は約4.8~6.4km/h。上限速度を超えたり、アクセルを強く踏み込んだりした場合は自動的にエンジンが始動する。