ベントレーは第4世代となる新型コンチネンタルGT/GTCスピードを発表。バカラルとバトゥールのコーチビルドを通して確立した新しいデザインDNAがベースとなった。
新型コンチネンタルGTスピード
ベントレーは発売21年目を迎えたコンチネンタルGTシリーズの第4世代となる新型コンチネンタルGTスピードを発表。
スーパーカーと呼ぶにふさわしいパフォーマンス、職人の手で生み出されるラグジュアリー、普段使いできるユーザビリティの高さが究極の融合をみせるコンチネンタルGTが新しく生まれ変わった。
バカラルとバトゥールのコーチビルドを通して確立した新しいデザインDNAをベースに、エクステリアとインテリアを徹底的に見直しつつディテールはすっきりとモダンに仕上げた。
4リッターV8エンジンに190psの電気モーターを組み合わせた完全新設計のパワートレイン「ウルトラ・パフォーマンス・ハイブリット」が最高出力782ps/最大トルク1000Nm、0-100km/h加速3.2秒という傑出したパフォーマンスを実現。また電気だけで81km(EUドライブサイクル)、トータルで859km走行する。
新パワートレインのパフォーマンスに合わせ、シャーシも新しく、新設計の2チャンバーエアスプリングに新設計のデュアルバルブダンパーを組み合わせたことに加え、ベントレーダイナミックライド(48Vアクティブアンチロールコントロール)、eLSD、トルクベクタリングを搭載し、コンチネンタルGT史上初となる49対51というリア寄りの重量配分と相まって、驚異的なボディコントロールとシリーズ最高の乗り心地を実現すると発表している。
GTCも同時発表
ベントレーが世界に誇るインテリアのデザイン、素材、品質、クラフツマンシップも健在であり、加えて、ウェルネスを重視したシートテクノロジー、新設計のエアーイオナイザー、3Dテクスチャーのレザー、新デザインのモダンなキルティング、新しいテクニカル仕上げのダーククロームなどが新たに導入された。
400Vの電気アーキテクチャも完全新設計であり、ラグジュアリーカーブランドの中で現時点において最も先進的なパワートレイン技術を提供できるのは、この電気アーキテクチャーのおかげだという。WLTPモードでのCO2排出量は29g/km、電気のみの航続距離は81kmを達成。
またコンバーチブルのコンチネンタルGTCがクーペモデルと同時発売されるのもコンチネンタルGT史上初であり、オープントップとクローズドルーフの両方の走りを堪能したいという顧客の希望をGTCが最高のカタチで叶える。
クーペもコンバーチブルも英国クルー本社のドリームファクトリーにて、すべて手作業で製作され、生産および納車は第3四半期に開始予定とアナウンスされている。