ジープは人気のラングラーに新型を発表。エントリーグレード追加に加え、サイドカーテンエアバッグやパワーシートを搭載し、本格オフローダーながら普段使いを意識する。
新型ラングラー登場
ジープは本格オフローダーである「ラングラー」の新型モデルを発売。メーカー希望小売価格(税込)は、799万円からとなる。
新型ラングラー最大の特徴は、7スロットグリル、台形ホイールアーチが息づくボクシーなフォルム、といったラングラーならではの伝統的な要素を受け継ぎつつ、よりタフで快適な走行を可能にするデザインとなった点だ。
ラインナップは、今回新たにエントリーグレードとして「アンリミテッド・スポーツ 」を設定し「アンリミテッド・サハラ」/「アンリミテッド・ルビコン」の3グレードで構成する。
エクステリア
従来のマストアンテナに代わって、フロントウインドシールドに統合したアンテナを、全グレードに初めて採用し、外観がよりスタイリッシュになったと同時に、オフロード走行時の小枝の引っ掛かりを防止。従来のマストア ンテナの位置には 「Trail Ratedバッジ」が装着される。
フロントグリルは新しいブラックテクスチャーの7スロットグリルをベースに「アンリミテッド・スポーツ」および「アンリミテッド・ルビコン」グレードにはニュートラルグレーメタリック、「アンリミテッド・サハラ」 グレードにはプラチナシルバーのグリルサラウンドを採用した。
足元はホイールのデザインをよりスタイリッシュに変更。「アンリミテッド・スポーツ」には、 グレーアクセント入りの17インチアルミホイールにオールテレインタイヤ、「アンリミテッド・サハラ」には、18インチアルミホイールにオールシーズンタイヤを装着。ラングラーの中で、最も ハードコアなグレードである「アンリミテッド・ルビコン」には、専用の17インチアルミホイールにマッド&テレインタイヤを装着する。
インテリア
「アンリミテッド・サハラ」/「アンリミテッド・ルビコン」グレードのフロントシート には、「12ウェイパワーアジャスタブルシート」をラングラーとして初めて採用。
また同じく初めてサイドカーテンエアバッグをフロントおよびリアに採用。全グレード標準装備としました。
インフォテイメントの面では第5世代Uconnect5システムを搭載した、新12.3インチタッチスクリーンを全グレードに標準装備。Apple CarPlayおよびAndroid Autoに対応し、Apple CarPlayにおいては、ワイヤレスでの接続が可能となった。
走行面での特徴は「アンリミテッド・ルビコン」グレードのみ新たに搭載した「フル・フロート・リアアクスル 」は、従来のセミフロート構造と比べて、より強固で堅牢な構造にしたことにより、最大牽引能力を向上させた。
なおボディカラーは以下のとおり
「アンリミテッド・スポーツ」および「アンリミテッド・ルビコン」グレード
・ブライトホワイトC/C
・ブラックC/C
・ファイヤークラッカーレッド C/C
・グラナイトクリスタルメタリック C/C
「アンリミテッド・サハラ」グレード
・ブライトホワイトC/C
・ブラックC/C
2車種の限定モデル
新型モデルの発表を記念し、2車種の限定モデル「アンリミテッド・ルビコン・ハイ・ベロシティ 」および「アンリミテッド・サハラ・ローンチエディション」をそれぞれ(10台限定/税込899万)/(300台限定/税込849万円)にて発売する。
「アンリミテッド・ルビコン・ハイ・ベロシティ」は、新型ラングラーのアイデンティティを際立たせる、ビビッドな黄色のボディカラーを纏った限定モデルだ。
「アンリミテッド・サハラ・ローンチエディション」は「アンリミテッド・サハラ」グレードをベースに、トレドノース(ラングラーの生産工場)の地形柄入りフェンダーデカール、およびジープの誕生年である「1941」のロゴ入りテールゲートデカールを特別装備。ボディカラーは、限定モデルならではの特別色のアンヴィル C/Cとなる。