ベントレー・バトゥール・コンバーチブル発表。社内オーダーメイド部門マリナーによる生産で台数はわずか16台。内装はローズゴールド製のオプションも選べ、豪華絢爛だ。
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3番目のコーチビルド
ベントレーは、現代車で3番目のコーチビルドモデル「バトゥール・コンバーチブル」を発表。
社内オーダーメイド部門であり、世界で最も長い歴史を持つコーチビルダーであるマリナーによって製作されたこのバトゥール・コンバーチブルは、精巧な手作業で製作されたバカラル・バルケッタとバトゥール・クーペに続くモデルだ。
バトゥール・コンバーチブルによって、マリナーは、特別な顧客一人一人の希望に合わせた、真に個性的な車を作るという長い伝統を継承する。
キャビンでは、3Dプリンターによって製作されるローズゴールド製の非常に高級なオプションが、スタート/ストップボタンを囲むように配置され、また、シャシーモードの変更に使用されるベントレーのドライブモードセレクターなど、ドライバーの主要なタッチポイントにも採用された。
ベントレーマリナーでは、何世紀にもわたってジュエリーが作られてきた英国バーミンガムの歴史的なジュエリー街に拠点を置く熟練の金細工職人とコラボレーションし、ユニークなパーツを製作。この特別なコラボレーションは、新しい高度な製造技術と伝統的な素材や仕上げ技術を融合させるベントレーの能力を際立たせていると彼らはいう。
ベントレーを象徴するW12エンジン
ベントレーを象徴するW12エンジンの最もパワフルなバージョンが搭載され、最高出力750ps、手作業で組み立てられた6Lツインターボエンジンは、過去20年間、比喩的にもそして本質的にもベントレーの成功を支えてきた。
バトゥール・コンバーチブルがクーペと共有するW12では、吸気システムの改良、ターボチャージャーのアップグレード、新しいインタークーラーなどを含む大規模な再調整により、最高出力750ps/最大トルク1000Nmを実現。
このW12は今年の夏に生産を終了し、バトゥール・コンバーチブルは、このパワートレインを使用する最後のベントレーの1台となると語られ、1台1台が数ヶ月かけて手作業で製作されるため、生産台数はわずか16台である。
バトゥール・コンバーチブル0号車
エンジニアリング開発車であるバトゥール・コンバーチブル0号車は、顧客仕様と同じレベルの細部へのこだわりを備えた。
外装は、モダンな表面全体に鮮やかな色彩を提供する特注色、バーミリオンサテン・デュオトーンにバーミリオングロス。ボディワークは、ハイグロスカーボンファイバー製のフロントスプリッター、サイドスカート、リアディフューザーによって強調。
フロントには、グロスダークチタニウムで仕上げられたメインマトリックスと、中央のベルーガから鮮やかなバーミリオングロスのサイドへと流れる水平のオンブレパターンのコントラスト・シェブロンがアクセントを添える、卓越した芸術的なグリルを採用。
「エンドレスボンネット」ラインはグロス・ダークチタニウム塗装で仕上げられ、22インチ・ホイールはスポークがグロスブラックチタニウムとサテンブラックチタニウムで、バーミリオングロスのアクセントが施される。