メルセデス・ベンツは「GLCクーペ」にもPHEVモデルを投入。最新メルセデスの流れを汲みながら、クーペボディで390L~1335Lのラゲッジルームも備える。
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GLCクーペにPHEVモデル追加
メルセデス・ベンツは「GLCクーペ」に、プラグインハイブリッドモデル「GLC 350 e 4マティック・クーペ・スポーツ・エディション・スター」(以下、GLC 350 eクーペ)を追加し、発売を開始。メーカー希望小売価格(税込)は1031万円。
GLCクーペは、クーペとしてのスタイリッシュなフォルムとSUVらしい存在感を両立させたSUVクーペだ。メルセデス・ベンツのベストセラーモデル「Cクラス」と同等の安全・快適装備を備えるとともに「GLC」と同等の走行性能、利便性を実現する。
Newモデルの特徴は?
今回追加されたGLC 350 eクーペは、最高出力204ps/最大トルク320Nmを発生する2L直列4気筒ターボエンジンに、容量が31.2kWhのリチウムイオンバッテリーと出力136ps(最高出力100kW/定格出力60kW)トルク440Nmの電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドモデルである。
システム総合の最高出力は313ps/最大トルクが550Nmとなり、電気モーターのみで140km/hまで走行することができ、EV走行換算距離(等価EVレンジ)は118kmで、お買い物や通勤など日常では電気自動車のように使用することが可能だ。
遠方へのドライブでは電気モーターとガソリンエンジンのメリットを掛け合わせることで航続可能距離や充電時間を気にすることなく、安心してドライブができる。
その他メルセデスの装備も充実
PHEVモデルであり、急速充電(CHAdeMO)と普通充電にも対応する。
また室内を彩る「アンビエントライト」は64色から選択可能で、単色の発光に加えて色の連続変化が可能。また、エアコンディショナーの温度設定に連動して、青や赤に点灯する機能も有し、インテリアで付け加えれば、GLC 350 eクーペは、390L~1335Lの大容量ラゲッジルームも備えた。
サスペンションは、フロントに4リンク式/リアにマルチリンク式のエアマティック・サスペンションを標準装備し、後輪操舵システムである「リア・アクスルステアリング」を採用することで、取り回しがしやすいクルマとなっている。