DSはChatGPT(チャットGPT)をラインナップ全モデルへ標準装備すると発表。運転しながらChatGPTを使用できる、国内で最初の自動車ブランドとなる。
ChatGPTを全モデルに標準装備
ChatGPTは、OpenAI社が開発・提供する対話型の生成AIで、膨大なテキストデータを学習し、自然な文章の作成や要約を行い、様々なトピックへ迅速に答える特徴を備える。
今回DSが提供するコネクテッドサービスに、ChatGPT(バージョン3.5)を新たに統合させることで、空調/オーディオ/ナビゲーションなどのボイスコントロールを備えるクルマから、人間のように自然な対話を行うクルマへと進化すると発表された。
どんな使い方がある?
例えば、ドライブ先で訪れる土地/歴史、或いは夕食の献立やレシピを尋ねたり、何気なく思い浮かんだ疑問を質問するなど、車内の様々なシーンにおいて、これまで以上にクルマとの対話が可能となり、ドライバーにとっての新たなパートナーになるという。
なお、今回搭載するChatGPTのボイスコントロール機能を提供するサウンドハウンドAI社が新たに開発した音声認識プラットフォームは、同社が提供している音声認識サービスと生成AI双方を効果的に活用し、車内での利用に最適化を図ったもので、これにChatGPTを連携させることにより、膨大なデータに基づく豊富な言語知識を通じて、様々な対話ができるようになると付け加えられている。