革新と卓越したエンジニアリングの代名詞ともいえるブランド

創業者であるジョットの歩みは1954年にアルファ・ロメオで始まり、フェラーリで象徴的なフェラーリ250 GTOの創造に極めて重要な役割を果たしたのちにフェラーリを去り、その後、250 SWBをベースにした「ブレッド・バン」の生産に携わり、ランボルギーニ初のV12エンジンを設計した後、レンツォ・リヴォルタとともにイソ・リヴォルタとイソ・グリフォを生み出した。

1964年、彼は自身の会社を設立し、エレガントでありながら目的意識の強いコルサ・モデルである「5300GT」を開発。同モデルは1965年のル・マン24時間耐久レースでクラス優勝を果たし、ジョット・ビッザリーニが伝説のエンジニアであることを世に知らしめた。

2018年ビッザリーニの新たな章が幕を開けた

2023年9月、ニューモデル「ビッザリーニ・ジョット」を発表。

伝説的なジョルジェット・ジウジアーロとその息子ファブリツィオがGFGスタイルでデザインしたジョットは、過去と現在が調和したモデルであり、カーボンファイバー製ボディが特徴で、美しさとパフォーマンスの両方を体現した。

心臓部には、コスワースとの共同開発によるビッザリーニ製V12エンジンを搭載。この自然吸気エンジンは、彼が手がけたオリジナルのランボルギーニV12へのオマージュであり、シリンダー容量6626ccは、ジョットの誕生日である1926年6月6日にちなんだものである。

そんなビッザリーニの日本における正規ディーラーとして、東京都港区に本社を置くコルセ・オートモーティブが指名された。同社は2024年後半にも東京都港区へビッザリーニ専用ショールームを開設する予定であると発表している。

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