メルセデスAMG/メルセデス・マイバッハ GLSに新型発表 全モデル電動化

メルセデスAMG/メルセデス・マイバッハはGLSシリーズに新型を発表。全モデルISG搭載で電動化が行われた。SUVのSクラスと表現するクルマは最新の機能を擁す。

メルセデスAMG/メルセデス・マイバッハはGLSシリーズに新型を発表。全モデルISG搭載で電動化が行われた。SUVのSクラスと表現するクルマは最新の機能を擁す。

GLSシリーズとAMG

「GLS」は、SUVを表す「GL」に車格を表す「S」が付く名のとおり、大人7名がゆったりと乗車できるボディサイズに、オン/オフを問わない優れた走行性能を備え、上質で高いプレステージ性を持つ同社最上級SUVとして位置付けられている。

GLS 63 エクステリア/インテリアの主な変更点は新デザインのテールライトが採用され、オプション設定が無かった2列目左右のリラクゼーション機能やシートベンチレーター/ヘッドレストクッション等を追加する「ショーファーパッケージ」を追加し、最上級SUVに相応しい、快適でラグジュアリーな空間に仕上げることが可能となった。

メーカー希望小売価格(税込)はAMG GLS 63 4マティック+が2780万円。

メルセデスAMG/メルセデス・マイバッハ GLSに新型発表 全モデル電動化

GLSシリーズとマイバッハ

フロントには同社SUVで唯一、伝統の「スリーポインテッドスター」が輝くボンネットマスコットを採用し、フロントグリルは縦方向のピンストライプをモチーフとする。またリアコンビネーションランプ内部デザインが変更された。

インテリアは、本来定員7名で設計されたGLSの空間を贅沢に使い、定員を5名(ファーストクラスパッケージ装着の場合、定員は4名)とし、セダンのSクラスと比較すると運転席で250mm以上/後席で280mm高くなっているが、電動ランニングボードにより乗降は容易に行うことが可能となる。

シートはダイヤモンドステッチ入りの新デザインを採用し、さらに高級感を高めたという。後席から見ることができる、前席バックレスト背面にもインテリアトリムを配し、美しさと高級感を添えたと語られた。

メーカー希望小売価格(税込)はメルセデス・マイバッハGLS 600 4マティックが3220万円。

メルセデスAMG/メルセデス・マイバッハ GLSに新型発表 全モデル電動化

AMGとマイバッハ

AMGには同社が完全自社開発した、最高出力612ps/最大トルク850Nmを発揮するAMG製4L V型8気筒直噴ツインターボエンジン「M177」が搭載されることに加え、4気筒を休止することで燃料消費量向上を図る「AMGシリンダーマネジメント」も搭載した。

その他、高いアジリティとニュートラルなコーナリング、最適なトラクションを実現する「AMGアクティブ・ライド・コントロール」を採用し、ステレオカメラで前方の路面のアンジュレーションをモニターするロードサーフェススキャンも備える。

マイバッハには3982ccのV型8気筒ツインターボエンジン「M177」に48V電気システムとISGを組み合わせたユニットを採用し、システム最高出力は557ps/最大トルクは770Nmとなるが、GLS 63同様に、低中負荷域で4気筒の休止も行う。

その他スプリングレートとダンパーの減衰力を個別制御するEアクティブ・ボデイ・コントロールや、GLS 63同様にロードサーフェススキャンも搭載する。

メルセデスAMG/メルセデス・マイバッハ GLSに新型発表 全モデル電動化

ベースとなるGLSとマイバッハ・シリーズを映像で

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