アルファ・ロメオはジュリア/ステルヴィオのフラッグシップであるクアドリフォリオを仕様変更した。最大の特長は「走行性能を向上」させた点となる。
クアドリフォリオの仕様向上を発表
アルファ・ロメオは、スポーツサルーンの「ジュリア」とSUVの「ステルヴィオ」の高性能モデル「クアドリフォリオ」の仕様を向上し、発売を開始した。
メーカー希望小売価格(税込)は「ジュリア・クアドリフォリオ」が1340万円/「ステルヴィオ・クアドリフォリオ」は1383万円。
同社は「クアドリフォリオ」は各モデルのフラッグシップとして、圧倒的な動力性能と運動性能により、究極の走りを実現したモデルであると語る。
今回行われた仕様変更の特長
仕様変更の最大の特徴は、スポーツドライビング時において、ドライバーの意図した走りを実現する「メカニカル・リミテッド・スリップ・ディファレンシャル」を「クアドリフォリオ」に初めて搭載したことにある。
コーナリング時に後輪左右の速度差を制御することで、エンジントルクを無駄なく路面へと伝達し、コントロール性や安定性を高める。
また、12.3インチのデジタルクラスターメーターを新たに採用。既に採用されている通常グレードの表示パターンを充実化し「エボリューション」/「リラックス」/「ヘリテージ」に加え「レース」の選択を可能とした。
「レース」では、レブカウンター/スピードメーター/マニュアル走行時のシフトランプといった情報を中央に集約、更にレイアウトをカスタマイズし、追加情報をサイドダイヤルに配置することも可能となる。
インテリアには専用となるカーボンファイバー3D仕上げを新たに採用し、従来のカーボンパネルに比べ、カーボンの織り目が立体的に表現され、独特の触感を持つマットな仕上がりとなった。