アウディeトロン・スポーツバック50クワトロに試乗。EVでありながら、ことさらそれを主張しない。アウディらしくもあり、またそれを好む人がいるのも事実。
当時、技術開発担当取締役のペーター・メルテンスはeトロンとeトロン・スポーツバックについて、「電動化戦略の出発点として、間違いなくアウディ史におけるハイライトとなる車」と表現したことを思い出す。
eトロンとeトロン・スポーツバックはどんな車なのか?今回用意した「eトロン・スポーツバック50クワトロSライン」を中心に見つめていくことにしよう。
このクラスで気になる荷室容量について、eトロンとeトロン・スポーツバックは、前者が660リッター、後者が616リッター(VDA)。
エンジンがないフロントフード内は充電ケーブルを入れてちょうどいいサイズに限られる。
プラスに捉えるならば、その分、重量が約120kg減り、電費が1kmあたり245Whから237Whになった。
SPEC
アウディeトロン・スポーツバック50クワトロ
- 年式
- 2023年
- 全長
- 4900mm
- 全幅
- 1935mm
- 全高
- 1615mm
- ホイールベース
- 2930mm
- トレッド(前)
- 1650mm
- トレッド(後)
- 1650mm
- 車重
- 2440kg
- パワートレイン
- モーター
- システム最高出力
- 313ps
- サスペンション(前)
- ウィッシュボーン
- サスペンション(後)
- ウィッシュボーン
- タイヤ(前)
- 255/50 R20
- タイヤ(後)
- 255/50 R20