マセラティ・ギブリの歴史を簡単に振り返りつつ、エクステリア/インテリアを見つめ、テストドライブする。その結果マセラティ・ギブリにしかない魅力が浮き彫りになった。
そして2013年、現行型(3代目)がデビューする。4ドア5シーターのセダンタイプになる。このときマセラティは2015年までに5万台/年の目標を掲げており、ギブリもその成功を期待された。この時点でSUVのレヴァンテの姿はまだなく、同社のセダンに対するプライドを個人的には感じたものだった。
現行型ギブリをもう少し深堀りしていこう。
私はかねてよりVWグループが造るV6ターボ(CWF等)を好んでいるが、それらよりももっとワイルドで鋭く音量が大きい。
SPEC
マセラティ・ギブリS
- 年式
- 2017年
- 全長
- 4985mm
- 全幅
- 1945mm
- 全高
- 1485mm
- ホイールベース
- 3000mm
- トレッド(前)
- 1640mm
- トレッド(後)
- 1660mm
- 車重
- 1980kg
- パワートレイン
- 3リッターV型6気筒ターボ
- トランスミッション
- 8速AT
- エンジン最高出力
- 430ps
- エンジン最大トルク
- 580Nm/4000rpm
- サスペンション(前)
- ダブルウィッシュボーン
- サスペンション(後)
- マルチリンク