ディフェンダーは英国赤十字社との70年にわたる協力関係や、アフリカの自然保護慈善団体タスクとの20年にわたるパートナーシップを築いており、サポートを拡大する。
英国ゲイドン発
ディフェンダーは、地域の自然保護や人道支援活動のヒーローを称え支援するために、総額100万ポンドを投じ、グローバルプロジェクトとして「DEFENDER AWARDS」を立ち上げた。
「DEFENDER AWARDS」は、英国、フランス、ドイツ、イタリア、日本、オーストラリア、南アフリカから7団体が選出され、受賞団体にはそれぞれ10万ポンド(日本は2000万円)の支援金、アクセスが困難な場所において最前線で重要な役割を担う頑丈で高性能なディフェンダー車両、そして、専門家からのメンタリングサポートが提供される。
ディフェンダーは明確な目的をもったブランドであり、支援活動のルーツは1948年の「ランドローバー・シリーズI」まで遡る。
「DEFENDER AWARDS」の詳細
「DEFENDER AWARDS」は、地域レベル(各国内)で人道支援や環境保護プロジェクトに取り組む、小規模な非政府または非営利団体を支援することを目的とし、受賞団体にはそれぞれ10万ポンド(日本は2000万円)の支援金、頑丈で高性能なディフェンダー1台を提供。
さらに、受賞団体は、希望に応じて経験豊富な「DEFENDER AWARDS」パネリストによるメンタリングを受けることができ、パネリストは、希望に応じ、専門知識を活用して受賞プログラムの指導やアドバイスを行う。
初回となる「DEFENDER AWARDS」では、グローバルパネリストたちが最終選考に残った56団体のなかから7団体を決定。
各参加国(英国、フランス、ドイツ、イタリア、日本、オーストラリア、南アフリカ)からは、少なくとも1団体が選出される。
最終選考に進む56団体は、各国から以下のカテゴリごとに2つのプロジェクトが選ばる。
◆Wild:絶滅危惧種の保護・保全(Defenders of the Wild)
規模を問わず、絶滅の危機に瀕した種の保護を目的としたプロジェクトが対象。イタリアやドイツのアルプストガリネズミから南アフリカのハゲワシまで、あらゆる在来種の保護を支援するプロジェクトなど
◆Humanity:社会的弱者の支援(Defenders of Humanity)
困窮している人々や地域社会を支援するプロジェクトが対象。 脆弱な地域社会の繁栄を支援し、危機がいつどこで発生しても、その準備、対応、復旧ができるようにサポートするプロジェクトなど
◆Land:環境保護・保全・再生(Defenders of the Land)
重要な生態系の保護に尽力するプロジェクトが対象。 英国の湿原からオーストラリアの熱帯雨林まで、世界で最も脆弱な景観の一部を保護・再生するプロジェクトなど
◆Sea:海洋種・沿岸環境の保全・回復(Defenders of the Sea)
海洋および沿岸の生物と、それらの生物が依存する生態系を支援するプロジェクトが対象。フランスにおける水質汚染から日本の持続不可能な漁業慣行まで、海洋生物と沿岸地域社会に影響を及ぼす多くの課題に取り組むプロジェクトなど