パワートレインは、クリーンディーゼルエンジンTDIとガソリンエンジンTFSIの2種類で、両エンジンともに、高効率な7速Sトロニックトランスミッションを搭載する。
Q3/Q3スポーツバックをアップデート
アウディは、コンパクトSUV/SUVクーペのQ3/Q3スポーツバックをアップデートし、新たにパワフルなクリーンディーゼル40 TDIクワトロを設定して販売を開始。メーカー希望小売価格(税込)は503万円~602万円。
約4.5mの扱いやすい全長でありながら、2680mmのホイールベースにより、広い居住空間を確保。ともに、後席のヘッドクリアランスも十分なスペースを確保している。
TFSIは前輪駆動、TDIは電子制御式油圧多板クラッチを用いたクワトロ四輪駆動システムを組み合わせる。
今回アップデートされたクリーンディーゼル2.0TDIエンジンは、最高出力193ps:従来モデル比+43psを実現。
力強いクワトロ四輪駆動による踏破性能と低燃費を両立する一方、ガソリン1.5TFSIエンジンは、高圧の直噴システムにより、最高出力150psを発揮。
エンジンが低負荷の際には2気筒となる、気筒休止システムシリンダーオンデマンド(cod)を採用する。
デザインとテクノロジー
エクステリアは、Qファミリー専用にデザインされたオクタゴン(八角形)のシングルフレームグリルやシャープなLEDヘッドライト、大型のエアインレットと特徴的なバンパーにより、力強くスポーティな印象を持ち、前後のブリスターフェンダーや彫りの深いサイドのロワーラインなどにより、SUVならではの力強さを表現する。
またQ3スポーツバックは、SUVスタイルのQ3よりも全高が約4.5cm低く、クーペのエレガントさを備える。
インテリアにも、オクタゴンのシングルフレームグリルをモチーフとしたデザインがインストルメントパネルに配されており、今回のアップデートでは、アウディの上位モデルから受け継がれた10.25インチのフル液晶ディスプレイ式デジタルインストルメントクラスターやタッチスクリーンを備えた8.8インチのMMIなどにより、先進的なデジタル体験を提供する。
またさまざまなセーフティ機能やドライバーアシスタンスシステムを搭載。
事故を予防し、衝撃を軽減するアウディプレセンスフロントに加えて、アダプティブクルーズコントロール、アクティブレーンアシスト、トラフィックジャムアシストの3機能を統合したアダプティブクルーズアシスト、さらに、アウディサイドアシストやサラウンドビューカメラなどにより、高い安全性と快適性を確保した。