2022年にメルセデス・ベンツ初のラグジュアリー電気自動車として日本に導入された「EQS」は、長年培ってきたラグジュアリーと快適性の理想を実現したモデルとなる。
新型「EQS」登場
メルセデス・ベンツは、新型「EQS」をメーカー希望小売価格(税込)EQS 450+を1535万円、メルセデスAMG EQS 53 4マティック+を2395万円で発表。
今回の新型「EQS」は、室内で圧倒的な存在感を放つタッチ式のMBUXハイパースクリーンを新たにEQS 450+にも標準装備に設定し、機能性と美しさの両面を持ち合わせ、ソフトドアクロージングの新規採用、内外装デザインの刷新、デジタルコンテンツの強化、バッテリー容量の向上など様々なアップデートを実施し、ラグジュアリーと快適性の実現をもう一段階上げた電気自動車となった。
主な変更点
エクステリアとインテリア
・EQS 450+はクロームルーバーラジエーターグリルとボンネットマスコットを標準装備し、電気自動車のフラッグシップにふさわしいデザインへ刷新
・ソフトドアクロージング機能を標準装備して少ない力でドアを閉めることができ、半ドア状態を防止
・電動充電フラップを新たに採用し、利便性を向上
・有償オプションで新デザインの21インチAMGアルミホイールを選択可能
・EQS 450+にMBUXハイパースクリーンを標準装備
・エグゼクティブシートをEQS 53 4マティック+に標準装備、EQS 450+にオプション設定
・EQS 450+に AMGラインパッケージオプションを選択するとシートの素材がナッパレザー内装へ変更
・MBUXエンターテインメントパッケージプラスを標準装備
・iPhoneに対応したデジタルキーを標準装備
・AMGカーボンファイバーインテリアトリムをメルセデスAMG EQS 53 4マティック+に標準装備
走りに関する部分
パワートレイン
・バッテリー容量を118.0kWhに増やし、一充電走行距離759km
・メルセデスAMG EQS 53 4マティック+にディスコネクトユニットを搭載
・最新世代の回生ブレーキを採用
eATS(モーター)
EQS 450+はリアに電動パワートレイン(eATS)を搭載し、最高出力360psを発生。一充電走行距離は日本で販売されている電気自動車の中で最長となる759km。
メルセデスAMG EQS 53 4マティック+はフロントとリアにeATSを備えており、最高出力は658psを発生。(レーススタート使用時は最大761ps)。航続可能距離は659km。トルクシフト機能によってフロントとリアの電気モーター間で駆動トルクの連続可変配分が行われるため、前後駆動力配分は常に効率的かつ最適化された。
高電圧バッテリー
EQSのリチウムイオンバッテリーは118.0kWhの大容量、6.0kWまでの交流普通充電と、直流急速充電(CHAdeMO規格)に対応。