アウディのモダンなデザインランゲージを特徴とし、Q7シリーズは、アクティブなアウトドアシーンから日常使いまで、あらゆる状況で多用途に使用できるモデルとなる。
エクステリア
新しいアウディQ7シリーズは、2019年に登場したQ7の第2世代が全面的にアップデートされたもので、メーカー希望小売価格(税込)はQ7が1059万円~1135万円、SQ7が1490万円だ。
8色から選べる多彩なボディカラーと、アウディスポーツ製アルミホイールなどにより、そのキャラクターがさらに強調される。
HDマトリクスLEDヘッドライト/デジタルOLEDリアライトが標準装備され、さらにオプションとして、アウディレーザーライトを備えたHDマトリクスLEDヘッドライトを設定する。
レーザーライトは、70km/h以上の速度で走行中に作動するようになり、ハイビームの照射範囲が大幅に拡大。HDマトリクスLEDヘッドライト装着モデルには、デジタルデイタイムランニングライト・シグネチャーが新たに追加されている。
ユーザーは、MMIを介してユーザーが4種類のライトシグネチャーの中から一つを選択することで、ユーザーの個性を反映した特徴的なエクステリアを創り出すことが可能に。
SQ7にはHDマトリクスLEDヘッドライトが標準装備。リアライトには、今回初めてデジタルOLEDリアライトがオプション設定され、4種類のデジタルライトシグネチャーを選択でき、アシスタンスシステムと連動した近接表示機能が採用された。
停止しているQ7の後方2m以内に後続車両が近づくと、コントロールユニットがすべてのデジタルOLEDセグメントを自動的に点灯させ、車間距離を知らせ、ダイナミックターンインジケーターや、カミングホームおよびリービングホームシーケンスも含む表示となる。
インテリア
多用途で広々としたスペースで、最大5つのチャイルドシート装着可能だ。
Q7/SQ7は7人乗りで、高いプレステージ性と、日常ユースにおけるすぐれた実用性を兼ね備え、前席、後席ともに十分な室内長、ヘッドルーム、エルボールームを備え、ファーストクラスのインテリアと、明るく広々とした雰囲気を提供する。
ドライビング
Q7にオプションの(SQ7には標準装備)オールホイールステアリングにより、安全性と快適性がさらに向上した。
このステアリングを搭載した場合、低速では、後輪は前輪とは逆方向に最大5°切ることにより、回転半径が0.4m小さくなり、5.3mとなるため、狭い道での取り回しがさらに向上し、また高速走行時には、後輪を前輪と同じ方向に切るために、快適性と車線変更時の安定性が向上。
グレードは50 TDI V型6気筒3L直噴ディーゼルエンジンと、55 TFSI V型6気筒3L直噴ガソリンエンジンの2タイプが用意される。
すべてのエンジンに8速ティプトロニック、クワトロフルタイム4輪駆動を採用。55 TFSIは、さらなる高効率と快適な走行を実現する48V電源とリチウムイオンバッテリー、ベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)を採用したマイルドハイブリッドシステムも搭載する。
気になるSQ7も
SQ7はV8 TFSIガソリンエンジン搭載により圧倒的なパフォーマンスを発揮する。
デザインを一新したアウディのSモデル専用のフロントスポイラー、印象的なリヤディフューザー、左右4本出しのテールパイプールパイプを特徴とする。
インテリアは、Sのロゴ付きダイナミカ/レザーのスポーツシートやブラックのヘッドライニング、 専用ビューを備えたアウディ・バーチャルコックピットプラスなどにより、特別感を演出。
SQ7には、最高出力507psを発揮するV型8気筒4L TFSI直噴ガソリンエンジンが搭載され、8速ティプトロニックとクワトロフルタイム4輪駆動システムが組み合わされる。
21インチホイールと285/40タイヤを標準装備。フロントのブラックのブレーキキャリパーには、Sモデルであることを象徴するSロゴが装着され、オプションでレッドキャリパーも選択可能だ。