20年にわたりロールス・ロイス最大の市場である北米では、数年でビスポークの複雑性と創造性が高まっており、こうした需要に応えてニューヨークオフィスが新設された。
プライベート・オフィス・ネットワーク
ロールス・ロイスは、英国、グッドウッドにあるオリジナルのプライベート・オフィスであるホーム・オブ・ロールス・ロイス、そして上海とドバイに続いてプライベート・オフィス・ネットワークに加わった、最新のクリエイティブ拠点となるプライベート・オフィス・ニューヨークの開設を発表。
このプライベート・オフィスのグローバル・ネットワークは、世界中の顧客とより一層緊密な関係を築き、グッドウッドのエッセンスをより身近に味わっていただく機会を提供するために設立されている。
彼らの顧客は、より手の込んだ、よりパーソナルなビスポーク・カーを作りたいという意欲を高めており、プライベート・オフィスではまさにその機会を提供し、従来の販売店での体験を補完することで、顧客を大切にするラグジュアリーブランドとしての地位確立に寄与するという。
オフィスはどんな場所なのか?
プライベート・オフィス・ニューヨークは、活気に溢れ、高級志向が高まるニューヨークのミートパッキング・ディストリクトの中心に位置する。
予約制で、北米の顧客に、常駐するデザイナーおよびスペシャリストであるクライアント・エクスペリエンス・マネージャーと直接相談可能な機会を提供。
オフィスのエキスパートたちは、会話やリサーチを通じて、要望、願望、理想を丁寧に引き出し、高級感あふれるスタジオには、ファブリック、ペイント、レザー、さまざまな色合いや仕上げのテキスタイルのサンプルのほか、クリエイティブなビスポークのプロセスにインスピレーションを与えるために厳選されたローカルのアーティストによる作品や工芸品も展示。
このプロセスを通して、デザイナーと顧客が協力し、嗜好や個性を反映した独創的なロールス・ロイスをつくり上げ、最初のデザインが決定した後には、ともにオーダーの進行状況をたどり、顧客のビジョンを唯一無二の最高傑作に仕上げることを任されたグッドウッドの職人と直接連絡を取っていく。
これらは、ロールス・ロイスの創造性や技術力を示すものであり、お客様をより精巧でパーソナルなクリエーションへと駆り立てるきっかけを与える。