メルセデス・マイバッハGLS600 4MATICは端的に言って「強烈」である。静まりかえった環境で、なめらかな所作で、その強烈さが浮き彫りになるからなおさらだ。
メルセデスAMG GT 4ドア・クーペの43 4マティック+に試乗。GT63の後で、より一層GT43の存在意義が引き立った。それは毎日乗られるAMGという点だ。
マセラティ・クアトロポルテGT Sに試乗して感じるのは、マセラティがドラスティックに変貌したということ。私達もそれを受け入れ、前に進んでいくべきだという2点だ。
メルセデス・ベンツC63 AMGクーペ・エディション507は、現代、最もお買い得な「いい時代だった時の車」といえる。後世に語り継がれる車になることは間違いない。
マセラティ・グラントゥーリズモMCストラダーレはこの先、絶対に忘れられない車であると断言する。強い依存性と隣り合わせで、ある種の「儚さ」がある。他に存在しない。
マクラーレンGT。外観と乗り心地のギャップに裏切られ、その落ち着きと怒涛の走りのギャップにも裏切られ。他には存在しないスーパーカー、いやグランドツアラーである。
アルファ・ロメオ・トナーレは、驚くほど「昔ながら」のアルファ・ロメオなのである。ひと言で「小粋」。乗れば必ず笑顔になり、ひとしきり走らせたあとには元気になる。
レンジローバー・ヴェラールは、イヴォークとスポーツの中間に位置する。走りも内外装もレンジローバーに新たな価値を付加した。
6代目(W222型)メルセデスAMG S63カブリオレ4マティック・プラスは、快楽、快適性など、これ以上何を望もうかと思えるほど、全てを兼ね備える。
F10世代のアルピナD5がこの記事の主役。現代のアルピナとは異なる、濃密な「アルピナ・テイスト」を感じた。価格が落ち着いている今、趣味を深掘りする絶好の機会だ。
ポルシェ911カレラ(992型)の試乗記。911らしさはあるか?カレラにしかない魅力は?というのが今回の主眼。十分に満足でき、個性が浮き彫りになった。
ポルシェ911ターボ(996)に改めて試乗することで、2000年前後にしかなかった味わいが引き立ち、それを当時よりも深く理解できるようになっていることを知る。