フェラーリF355は、「一度乗っておくべき」と断言できる名車である。時代が生んだ芸術作品を、内外装、パワートレイン、そして2022年現在の市場相場から見つめる。
アウディR8クーペV10プラスは、「有りそうで、他にない」アウディにしか作ることの出来ないスーパーカーだ。インテリジェント。こんな車を愛せる人にありたい、と思う。
メルセデス・マイバッハSクラスは、率直にいってSクラスと似通うところが多く感じられる。実際に乗ってみると? マイバッハらしさとは? 前後席に乗り込み検証した。
ポルシェ・パナメーラ4の試乗記。ポルシェがパナメーラを「スポーツカー」と言い切る理由がはっきりとわかった。そもそもスポーツカーとは何か? を考え直す好機となった。
ポルシェ911カレラ(997世代/後期)の試乗記。このモデルこそ、「最後の911らしい911」と主張する向きも多い。そう言われるのは何故なのか? 一般道とワインディングで探った。
ジャガーFタイプの内外装から、贅肉の一切を研ぎ落としたアスリートのしなやかな体の動きを思い浮かべた。走りもしかり。スポーツカー・デビューには、この車が最適といえそうだ。
ロータス・エヴォーラは、ロータスの遺伝子に快適性、そしてV型6気筒の官能をミックスさせた、他に代わりのいない存在。どんな人に向いた車であるのかを、試乗で探った。
ポルシェ・ボクスター(987型)とポルシェ718ボクスターGTS(982型)の比較試乗。同一車名、同一パッケージながら違いは極めて大きい。
英国発のSUV。中でも最高峰といえるロールス・ロイス・カリナンとベントレー・ベンテイガ。2台を比較試乗し、個性を浮き彫りにする。
アルファ・ロメオSZに、2022年の今の視点で試乗してハッとさせられた。この車の魅力は、デザインやヒストリーに纏められがちだが、違う。鮮烈な走りにこそ圧倒的個性がある。
「2ドアクーペ」というイメージからかけ離れた概念をもつロールス・ロイス・レイス。この巨大なパーソナルカーは、すなわち究極のパーソナルカーである事を、試乗で証明した。
同じ996世代のポルシェ911GT3とカレラ4Sカブリオレを比較試乗。それぞれの違い、いずれかにしかない突出したポイントを探った。同じ911だということが憚られるほどの違いだった。