フェラーリ・カリフォルニア30は、フェラーリの色気やエンジニアリングを感じさせる一方で、快適性も両立している。自然吸気エンジンも、今だと余計に惹かれるのである。
アストン・マーティン・ヴァンキッシュ(2世代目)の試乗記。もはやアート作品ともいえそうなデザイン、魅惑のV12、オープン。細かな事など気にならなくなる刺激にやられた。
街を移動していると、カクカクした、いかにもタフなジープ・ラングラーをよく見る。どこか皆、楽しそうだ。なぜ多くの人が好んで乗っているのか。試乗で魅力を検証した。
BMWアルピナB4カブリオ・ビターボには、アルピナらしさが詰まっている。アルピナらしさとは何か。決して外向きではない、徹頭徹尾、控えめで繊細な「調和」である。
ベントレー・ミュルザンヌに乗れば、ベントレーが何を考え、ミュルザンヌに何を託したかがわかる。他のモデルではなく、このミュルザンヌのみが静かに語ってくれるのだ。
ポルシェ911(991.2型)のカブリオレ、それもグレードは「GTS」の試乗記。GTSのルーツを探り、991.1世代との違い、GTSのならではの味わいを探った。
乗り手に訴えかける。目で見てもわかる大きさや重さを、テクノロジーというアウディならではの武器で覆い隠すどころか覆す。
アストンマーティン・ヴァンテージに7速マニュアル・トランスミッションを組み合わせると立ち位置がぐっと変化する。新エンジンを味わい尽くす魔法のツールが7速MTなのだ。
ロータス・エリーゼに乗らずして、ドライビングプレジャーを語ることはできない。タイトベンド連なる峠道を存分に走らせて、そう断言する。あまりにもピュアな車であった。
アウディRS7スポーツバックの二面性、いや多重人格ぶりに驚く。そろりと歩みを進めるかと思いきや目に見えるものすべてにパンチを食らわせる。クールな技術をもって。
フィアット500は、スペックや安全装備では語り尽くせない車である。2気筒ツインエアターボによる味わい、デュアロジックの人間味。現代の名車と言ってよいだろう。
メルセデスAMG E63は、そのオンとオフの違いが乗り手を驚かす。E63とE63 Sの違いを整理しつつ、モードによるキャラクターの豹変にフォーカスする。