メルセデス・ベンツEクラスE200クーペ・スポーツに試乗。なぜEクラスのクーペをわざわざ買う必要があるのか。探っていくと「大人の余裕」という言葉が浮かんできた。
2023年の今、フェラーリ458イタリア、ならびにフェラーリ458スパイダーの偉大さを感じずにはいられない。意匠、音、操舵に乗り心地。名車になり得る車である。
アウディA3(3代目=8V)の発展版、S3/RS3を比較試乗し、異なる性格でありながらアウディらしさが浮き彫りになった。
メルセデスAMG A45S 4マティック+は、内燃機関から電気に切り替わる今の時代の名作といえる高レベル・オールラウンダーだ。
知っているようで知らないポルシェ914。「ワーゲンポルシェ」や「廉価版911」などとキーワードが目立つが、確かな個性があり、どこへ言っても冒険になるのであった。
なぜ「ゲレンデ」=メルセデス・ベンツGクラスは、世の成功者に好まれるのか。G350dに試乗することで理由を確かめた。そこには圧倒的個性が存在していたのだった。
2023年一発目の試乗はアストン・マーティンDBX。アストン・マーティンが放つSUVの第一作目は、既に成熟を感じさせた。どんな人がこの車に合うかを考えた。
試乗していえること。フォルクスワーゲン・ザ・ビートル・ターボをあなどってはいけない。チャーミングな外観とは裏腹に、ピリッと辛い質実剛健な立ち振舞を見せつけた。
筆者にとって10年ぶりのマセラティ・グランスポーツ試乗。10年前に比べて印象が変わっている点が多かった。いずれも美化されていた思い出をより一層美しくした。
マセラティ・レヴァンテ・トロフェオは、やはりマセラティが力を入れて作った車だ。快適でありながら、爆発する刺激、色気。埋もれることはない「指名買い」の車なのだ。
「イチニーヨン」と皆が呼ぶメルセデス・ベンツ・ミディアムクラスならびにEクラスが、デビューから40年になろうとしている今もなお評価されている理由を試乗で探った。
レンジローバーに乗って強く感じるのは、世の中にSUVは数あれど、レンジローバーだけは他に代わるものがないということ。歴史、質感、実用性が、地位を確立させたのだ。