アストン・マーティン・ラピードSの、4枚のドア、4つのシートは「仮の姿」だ。その実、これはれっきとしたスーパーカー。無骨な乗り味は裏切りでなく、あっぱれなのだ。
BMW 6シリーズ・ベースのアルピナB6クーペとBMW 650iグランクーペに試乗。なぜアルピナらしさが色濃く出せるのか。驚きだ。
アウディS5カブリオレは、的確な実用性と程よい官能性、華美すぎない内外装を兼ね備える。だからどんな人にも推せる。意外ではあるが、こんな車は世の中にあまりない。
フィアット500Cの1.2リッター・ガソリン自然吸気エンジン搭載車に試乗。ミニマリズムを体現するようなこの車には、どこか温かみもある。その正体を試乗で探ってみた。
ポルシェ911は、どの世代であれ、一度「素」のグレードを試してみることをお勧めしたい。ポルシェが世代を超えて大切にするもの、911に求めるものがわかるのだ。
メルセデス・ベンツ280E(中期)/E320(後期)に加えて、300TE(前期)のステーションワゴンに試乗。もとを辿れば、その車の真の存在意義もわかるものだ。
BMW Z4が登場して20年。3代目になって、鋭く、軽やかになった。変わらぬコンセプトのなかでも取捨選択し進化してきた。今や、独自の立ち位置を確立した。
メルセデス・ベンツはSクラスをもって、常に高いハードルを自ら作り、それを華麗に乗り越えてきた。新型になる度に「まだ伸びしろがあったのか」と唸ることになるのだ。
端的に言って緩い作りのアルファ・ロメオ・スパイダーだがデザインや元気のよいパワートレインがそれらを覆い、むしろ緩さも味わいにする。これこそオールド・アルファだ。
メルセデス・ベンツC63 AMGクーペに乗って思う。くよくよと迷うならば思い切って乗って楽しんでみるがいい。これだけだ。
アルファ・ロメオ・ステルヴィオは、かつてのマニアックな車ではなく、伝統を重んじつつも、万人に向けた個性をもつSUVだ。
6代目(FL5)ホンダ・シビック・タイプRに試乗。テクノロジーとエモーションの両立に舌を巻いた。「タイプR」の現代解釈がどんなものか、明らかにする。