ポルシェ911(991.2型)の長距離試乗記。東京から京都へ一気に駆け抜け、911=グランドツアラーかどうかを確かめた。
ポルシェ・パナメーラ・ターボ・スポーツツーリスモは、実用面、速さ、走りの楽しさにおいて最高。向かうところ敵なしという言葉がぴったりな最強グレードだ。
ポルシェ911カレラ(992型)の試乗記。911らしさはあるか?カレラにしかない魅力は?というのが今回の主眼。十分に満足でき、個性が浮き彫りになった。
ポルシェ911ターボ(996)に改めて試乗することで、2000年前後にしかなかった味わいが引き立ち、それを当時よりも深く理解できるようになっていることを知る。
ポルシェ・カイエン・ターボS(958型)を、パワーで重さや大きさをかき消すだけの車だと思うべからず。ハンドリング、ブレーキングはスポーツカーさえ顔負けである。
ポルシェ・パナメーラGTSは凄い。実用性、快適性、快感、操る愉しさまで備わっている。ビジネスエクスプレスとして、これ以上の車は思い浮かばない。
2台のポルシェ911カレラがある。991.1世代と991.2世代だ。2台に共通するマニュアル・トランスミッション。世代をまたぎつつMTならではの愉しみを見出す。
ポルシェ・マカンは基本的にスポーツカーに近いキャラクターだ。GTSはさらに色濃くなる。身のこなしに無駄はなく、SUVという体裁にも関わらず緊張感がある。
ポルシェ・ボクスターと718ケイマン。パワートレインと世代が異なる2台といえば簡単だ。しかし2台は根本から異なる。
ポルシェ911は、どの世代であれ、一度「素」のグレードを試してみることをお勧めしたい。ポルシェが世代を超えて大切にするもの、911に求めるものがわかるのだ。
知っているようで知らないポルシェ914。「ワーゲンポルシェ」や「廉価版911」などとキーワードが目立つが、確かな個性があり、どこへ言っても冒険になるのであった。
ポルシェ911(991.2型)のカブリオレ、それもグレードは「GTS」の試乗記。GTSのルーツを探り、991.1世代との違い、GTSのならではの味わいを探った。