外観シルバーに黒の樹脂塗装パーツ。一見で国産車なら使い倒される没個性的な「シャヨウシャ」の雰囲気になってしまうのに、206がオシャレに映るのは偏見なのだろうか。
クラッチを踏む。その時々に必要なギアを自分で選びながら、音楽を聴き、余計な機能が一切付随しないハンドルを切り、走る。これでいいのだ。クルマは純粋無垢でいいのだ。
潔く左ハンドルの3ペダルのみ。パフォーマンスはドライバーが引き出すものと主張する206RC。WRCの血統「アナログ世代最終のホットハッチ」という結論ここにあり。