ある人はマセラティらしさを思い、ある人はフェラーリを想起。ある人は「とある映画」を連想し、またある人はピニンファリーナを讃える。5代目、伝説が詰まりすぎている。
スーパーカー世代、感極まること必至の一台マセラティ・メラク。シトロエン傘下時代の初期モデルを西陽の差す中、ディティールに吸い込まれそうになりながら走らせよう。
キュルキュルキュル…バッフォーン!とはならないディーゼルのマセ。閑静な住宅街にお住まいで、音量故なかなかマセラティを選べない。そんな悩める貴方への救世主である。
マセラティMC20の更に屋根開きモデルであるチェロ。昨今珍しくなった純ガソリンエンジンで表現されるマセラティレーシングを味わう。これぞまさにマセラティ原点回帰。
マセラティ・ギブリは、この世代になって、とてつもなく優秀なクルマになった。それでいて、マセラティらしい色気は担保されている。そのうえ「Fトリブート」。特別だ。
マセラティ・クアトロポルテGT Sに試乗して感じるのは、マセラティがドラスティックに変貌したということ。私達もそれを受け入れ、前に進んでいくべきだという2点だ。
マセラティ・グラントゥーリズモMCストラダーレはこの先、絶対に忘れられない車であると断言する。強い依存性と隣り合わせで、ある種の「儚さ」がある。他に存在しない。
マセラティ・レヴァンテSの2021年モデルは、ひっそりと熟成していた。ロイヤル・エディションは、魅力をさらに底上げしてくれていた。耳で、目で、それを体感した。
マセラティ・ギブリの歴史を簡単に振り返りつつ、エクステリア/インテリアを見つめ、テストドライブする。その結果マセラティ・ギブリにしかない魅力が浮き彫りになった。
イタリア車のなかでも忘れられない車に共通するのは、ある1つが突出している「特化型」の性格。言うまでもなく褒め言葉である。
筆者にとって10年ぶりのマセラティ・グランスポーツ試乗。10年前に比べて印象が変わっている点が多かった。いずれも美化されていた思い出をより一層美しくした。
マセラティ・レヴァンテ・トロフェオは、やはりマセラティが力を入れて作った車だ。快適でありながら、爆発する刺激、色気。埋もれることはない「指名買い」の車なのだ。