新しければ「高級」という定義は、近年どこか破綻をきたしているように感じる。「高級車とは何か」を改めて考えさせられるバブル期のクラウンでその呪縛を解いてみたい。
「クラウン」の6代目。家族の昔を知りたいと思うとき、接点が多いであろう父の時代よりも、近いながらどこか隔たりを感じる祖父の時代に興味が行く傾向があるということ。