新しければ「高級」という定義は、近年どこか破綻をきたしているように感じる。「高級車とは何か」を改めて考えさせられるバブル期のクラウンでその呪縛を解いてみたい。
〇〇×〇〇の組み合わせないかなぁという貴方。特に輸入車好きへ分かり易くこのクルマを表現する。「国産版ストレート6 BMW e91 323i ツーリング 6MT」
オートローン、残価設定型クレジット、リース。この20年程で多種多様なクルマの持ち方が普及した。「現金一括」そんな当時のイメージが色濃く残る真の高級車を味わう。
限定100台のみ生産されたトヨタ自動車の原点を象徴するクラシック。誤解を恐れず言えば、今の街中にありふれたレクサスなんかよりどこまでも豪華なのではないだろうか。
コンセプトカーから量産に移った瞬間、何が起きてこうなってしまったのと言いたくなるモデルは多い。メーカーの思惑はあれど、「限りなく近く」を実現した貴重なモデルだ。
アフリカやオセアニア、アジアでもどこでもいい。天井に荷物を括り付け、人を満載し、荒野や山河を駆けるトヨタ車といえはランドクルーザーと双璧を成すのがハイエースだ。
台数が少ない故に超有名なクルマと、少ない故にあまり知られないクルマが存在する。〇〇の派生モデルだよね、と言いたくなる気持ちを抑え、一度体験してみようではないか。
トヨタの「オリジン」に対する当時の思いを知り、ふと思う。ひょっとして方向性こそ違えども、量産価格に対して採算が合わなかったLFAのようなクルマなのではないかと。
「クラウン」の6代目。家族の昔を知りたいと思うとき、接点が多いであろう父の時代よりも、近いながらどこか隔たりを感じる祖父の時代に興味が行く傾向があるということ。
ベントレー、ブガッティ、ポルシェ、ランドローバー、メルセデス・ベンツ。名立たる外国車を知る男、白洲次郎が開発陣に意見した「ソアラ」を「エモさ」という目線から。