新型は両モデル共に、アダプティブLEDヘッドライトを採用したほか、直列6気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンの出力を20ps向上させ530psを発揮する。
登場がM3カブリオレでないことを残念に思いつつも、335iとB3の関連性を知れば、こちらの方が面白い比較と成り得るのだ。
同社初の「FF」に対し、とあるBMWディーラーのサービスフロントが言った。「FFとかそんな事何も考えんどきゃいいんですよ」。乗って初めて彼の発言の意図を知った。
あらゆる機構をサーキット出自の技術で固めながら、「上屋が開く」というサーキット出自でないボディで包む。結局「人を魅了する」とは、そういうギャップではないのか。
肥大化し続ける「キドニーグリル」に関するクルマ好きの論争は、市井の人々にとって実際にそこまで重要ではないのかもしれない。
BMWがスローガンを「駆けぬける歓び」から「Efficient Dynamics」に変えて久しい。初耳の方には知ってもらい、忘れていた方には思い出してもらおう。
BMW X6Mは、BMWのSACであるX6のMハイパフォーマンスモデル。とてつもないパンチ力にぶちのめされた。刺激を、SUVクーペという形に求める人に向く車だ。
BMW 3シリーズの2代目、E30に抱いた感想は「ザ・ふつう」。しかし乗れば乗るほど、その主張しない味わいに、ゆっくりと惹かれることになっていったのだった。
BMW X2 M35iは「Mパフォーマンスモデル」に属する。一見控えめな外観とは裏腹に、極めて骨太で、古典的なBMWの走りそのもの。マニア唸らす仕上がりだった。
BMW M4クーペ・コンペティションxドライブは、一言でいって「サイボーグ」のようだ。技術によって驚異的な速度域におけるスタビリティとアジリティを実現する。
BMW 318Ci Mスポーツ(E46)に乗って、コンパクトな車体を振り回す愉しさを忘れかけてしまった情けなさに気付く。堪えきれない笑顔。楽しくてたまらない。
ここにBMW X3 M40dと、BMWアルピナXD3がある。共通するパーツが実は多い。だからこそアルピナらしさを探る手がかりになる。価格差の分の違いは?