車名のあとに続く数字が「40」と言われると、もはや直4の2リッターディーゼルと想像することすら難しい。時代はその差を埋めるところまで来ているのだろうか、検証だ。
ひと世代前のアウディRS7スポーツバックに今試乗して感じるのは、生っぽさ、そしてパワーを技術力でねじ伏せる快感。個性あるデザインに包まれた記念碑的モデルだ。
アウディRS7スポーツバックの二面性、いや多重人格ぶりに驚く。そろりと歩みを進めるかと思いきや目に見えるものすべてにパンチを食らわせる。クールな技術をもって。